勝者の論理は「勝った者が正しいとされる論理のこと」。
どのような手段を使ったとしても、最終的に勝てば、それが正しいという結論になるという論理を意味しています。
勝てば官軍負ければ賊軍は「勝った方が正しく、負けた方は勝った方に従うべきとされる考え方のこと」。
勝者の論理にそれなりに近い意味の言葉となっています。
「勝者の論理」の意味
勝者の論理とは、勝った者が正しいとされる論理のことです。
勝った者であれば、どんな過程を経ていようとも、どんな手段を使っていようとも、正しい存在として扱われるべきであるという考え方になります。
世の中を支配する側が使うことが多い論理であり、たまに聞かれる言い方になると言えるのではないかと思われる状況でしょう。
「勝てば官軍負ければ賊軍」の意味
勝てば官軍負ければ賊軍とは、勝った方が正しく、負けた方は勝った方に従うべきとされる考え方のことです。
勝った側については、常に正しいという意味合いで使います。
だから、こちらも勝つにあたって使った手段の正当性などは問われない状況であり、勝者の論理に近いという言い方ができます。
でも、知名度はこっちの方が高いです。
「勝者の論理」と「勝てば官軍負ければ賊軍」の用法や用例
「勝者の論理というのは、論理それ自体は納得できない可能性が高い。
しかし、場合によっては反論ができないようなケースもあると言えるだろう。」
「勝てば官軍負ければ賊軍という状況は実際にある。
戦争における無条件降伏はその典型例だろう。
相手がどんな手を使ったとしても、降伏する側はすべてを受け入れるしかない。」
勝者の論理と勝てば官軍負ければ賊軍は意味はそれなりに近い
勝者の論理と勝てば官軍負ければ賊軍は意味としてはそれなりに近くなっています。
同じような意味であり、使うことができる場面もそれなりに似ていると言えるので、そこは理解しておきましょう。
ともに知っている人は結構いると思われるものの、どちらかと言えば、勝てば官軍負ければ賊軍の方がメジャーであると言えると思われます。