唯・ユイは「唯の音読みのこと」。
「唯一(ユイイツ)」と言い換えると分かりやすい。
唯・ただは「唯の訓読みのこと」。
「唯今(ただいま)」と言い換えると分かりやすい。
「唯」を「ユイ」と読むか「ただ」と読むかは迷うところですが、「唯一無二」「唯我独尊」「唯物論」などは間違えないものです。
これが人の名前に使われると紛らわしいものも出てきます。
「唯・ユイ」は音読みのこと
「唯・ユイ、イ」と読み多くの言葉に使われています。
他にはない「唯一無二(ユイイツムニ)」、観念論に対する「唯物論(ユイブツロン)」、一人の神を崇める「唯物神(ユイブツシン)」、賛成の返事「唯々諾々(イイダクダク)」、釈迦の言葉「唯我独尊(ユイガドクソン)」、耽美派とも言う「唯美派(ユイビハ)」などの言葉があります。
「唯・ただ」は訓読みの発音です。
「唯・ただ」は訓読みの発音です。
「唯」は「ただそれだけ」と言う意味になります。
ですから「唯一」と言う言葉になります。
「唯」に似た言葉で「只(ただ)」がありますが読みが同じであっても意味は異なります。
「無料」と言うことですから「只働き、只より高いものはない」などと使います。
「唯今(ただいま)」は「ちょうど今現在」と言うことです。
帰宅の挨拶になります。
「唯」が付く名前
「唯」は「ユイ、イ」などと読みますから、名前にもよく使われます。
特に女性の名前に多用され、読みも難しいものです。
「唯(ユイ)、唯香(ユイカ)、葵唯(あおい)、結唯(ユイ)、未唯(ミユ)、夢唯(ユイ)、心唯(ミユ)」など多く名前があります。
また、男の名前にも多用され「愛唯斗」など「イ」と発音する場合に使われます。
「唯・ユイ」と「唯・ただ」とは
「唯・ユイ、イ」は音読みの発音です。
「ユイまたはイ」と発音します。
「唯物、唯我独尊、唯々諾々、唯美派」などの言葉があります。
男女とも名前に多用されている漢字です。
「唯・ただ」は訓読みの発音です。
「唯今」と言う帰宅の挨拶があります。
「只」とは読みが同じですが意味は異なります。
「只=無料」、「唯=ただそれだけ」となります。