損耗は「使って減ること」。
何かを使用することで、どんどん減っていく状況において使う言葉になります。
知名度はあまり高くない表現になるので、そこはポイントです。
損失は「損をすること、利益を失うこと」。
基本的には金銭的な部分で損をしているときに使っていきます。
損耗とはちょっと意味が異なっている状況でしょう。
「損耗」の意味
損耗とは、使って減ることです。
何かを使ったことで減ると言えるケースはそこそこあるでしょう。
したがって、この言い方ができる場面は結構多いのではないかと思われます。
しかし、知名度は高い言い方ではありません。
一般的には知らない人が多くいるはずなので、見聞きしづらい部分はあるでしょう。
馴染みを感じづらい言葉と言えます。
「損失」の意味
損失とは、損をすること、利益を失うことです。
損失という表現は日常的に使用されているので、知っている人が多くいるのではないかと思われます。
かなり知名度が高く、馴染みを感じやすいでしょう。
自身でも使用するケースはあるのではないかと思われるのです。
損耗とは意味はやや違っていますし、知名度も異なっているのです。
「損耗」と「損失」の用法や用例
「ペンのインクというのは、使うたびに減っていく。
したがって、損耗の状況にあるわけだ。
そういう意味では、いずれはまた新しいものを買っていく必要があると言えるだろう。」
「事業をしていれば、損失を出すような状況は普通にあるはずだ。
だから、そういうケースがあっても、いちいち気にしてられないという部分はあると思うんだよ。」
損耗と損失は意味で区別が可能
損耗と損失は表記についてはやや似ていると言えるものの、意味は異なっている状況と言えます。
したがって、そのような部分において、区別がしやすいと言えると思われるのです。
ともに日常的に使用しやすい部分はありますけど、知名度的には損耗はちょっと低くなっており、知らない人が多いという意味では使いづらいと評価できます。
