学徒兵は「学校に籍がある状態で、戦争に向かう人たちのこと」。
基本的には学校に通っている立場の人間でありながら、兵士としても従事しているケースで使っていく言葉です。
学徒出陣は「兵力不足を補う目的で、学生を兵士として動員したこと」。
主に太平洋戦争において使われる言葉であり、歴史の教科書などに載っています。
「学徒兵」の意味
学徒兵とは、学校に籍がある状態で、戦争に向かう人たちのことです。
本来は学生であるにもかかわらず、いろいろな事情により、戦争に従事しないといけないケースで使っていきます。
戦争中に使用する言葉になりますから、日常生活ではまず使いませんし、この言葉を知らない人もそこそこいるんじゃないかと思われる状況でしょう。
「学徒出陣」の意味
学徒出陣とは、兵力不足を補う目的で、学生を兵士として動員したことです。
太平洋戦争においては、こういった状況が実際にありました。
したがって、過去に使われていた言葉であると言えます。
日本史の勉強をしているときには、見聞きする機会があるのではないかと思われますし、頭に入れておいた方がいいと評価できると思われます。
「学徒兵」と「学徒出陣」の用法や用例
「学徒兵については、本来は学校に通うべき身分であるものの、非常事態により、戦争に駆り出される状況である。
今ではなかなか考えられない光景と言えるはずだ。」
「学徒出陣については、学生が兵士として駆り出された状況を表している。
特に太平洋戦争の時期においては、このような言葉は割と使われていたと言えるはずだ。」
学徒兵と学徒出陣は意味で区別ができる
学徒兵と学徒出陣は意味は同じではないです。
使用するタイミングは近いですけど、意味に関してはちゃんと区別ができるので、そこは覚えておかないといけません。
ともに現代ではほぼ使用されておらず、かつて戦争が発生していた時期に使われていた表現になります。
したがって、馴染みを感じづらい部分があると評価できるのです。