「十人並み」と「世間並み」の違い・意味と使い方・由来や例文

十人並みは「顔立ちや能力などが優れていない、劣っていない状況のこと」。

つまり、そういった部分が普通と言えるケースで使っていくので、そこに関しては頭に入れておきましょう。

世間並みは「世間と同程度と言えること」。

つまり、普通を意味する言葉となっていますから、そこはきちんと理解しておいた方がいいと言えます。

「十人並み」の意味

十人並みとは、顔立ちや能力などが優れていない、劣っていない状況のことです。

つまり、普通の状況と言えるときに使うので、世の中では十人並みと言えるような人はかなり多くいるのではないかと思われます。

知名度的には、あまり高くないです。

知っている人はいるものの、知らない人も多々いる状況ではないかと思われるのです。

世間並みとは、世間と同程度と言えることです。

何かの部分において、世間と同じくらいである、つまり普通であると評価できるようなケースで使っていく言葉になります。

十人並みの意味に近いでしょう。

意味において、基本的には区別しづらい部分があると言えるはずです。

知名度的にも同じくらいと言える可能性があるでしょう。

「十人並みと言える状況は、いわゆる普通と評価できる状況であり、そんなに気にすることではない。

そういう人が世の中ではかなり多くいると言えるわけだから。」

「世間並みの年収があれば、基本的には生活には困らないだろう。

しかし、常に同じだけの給料を得られるとは限らないから、そこは注意しておいた方がいいだろう。」

十人並みと世間並みは同じような意味となっていますから、そういう部分では区別はしづらいです。

ただ、頻繁に使用される言い方ではないので、このような表現を使っている人を見る機会は多くないですし、自身でもあまり使わない表現になるかもしれません。

馴染みを感じづらい部分があると言えるのではないかと思われるのです。