不可視は「肉眼で見ることができないこと」。
そういう状況に対して使っていく言葉です。
何かは存在しているものの、普通には見えないというケースで使います。
未確認は「確認していないこと」。
確認できていない何かに対して使っていきます。
不可視の意味とは同じではないです。
使用する場面がやや異なっていると言える状況です。
「不可視」の意味
不可視とは、肉眼で見ることができないことです。
肉眼では見えない部分に対して使っていきますけど、そこに何かがあるという事実は知っていても、直接確認ができないという点が重要です。
不可視という表現は知っている人もある程度はいるものの、そんなに多くはいないと思われます。
だから、そこまで見聞きする言葉ではないでしょう。
「未確認」の意味
未確認とは、確認していないことです。
話などでは聞いているものの、直接見たことがない、見た人がいないなどの意味で使っていくことが多いです。
不可視の意味に似ている部分はありますけど、意味は完全に同じではないです。
区別できる部分はちゃんとありますから、そこは重要です。
また、知名度的にはこちらの方が高くなっています。
「不可視」と「未確認」の用法や用例
「不可視な状況であれば、それが本当にそこにあるのかという部分に関して、かなり疑問であると言える。
やはり自分の目で直接見ないと、信じることはできないわけだ。」
「未確認情報であれば、まだ情報としてはそこまで信用できないと言える。
だから、しっかりと確認ができたうえで、再度調べていきたいと思っているんだよ。」
不可視と未確認は知名度で区別が可能
不可視と未確認は意味は同じではないですけど、一応似ている部分はあると言えるでしょう。
したがって、両者は同じようなシーンで使っていくことができる可能性もあるのです。
ともに頻繁に使用されている表現ではないものの、どちらかと言えば、未確認の方が有名な言葉かもしれません。
それぞれは知名度における違いは一応あるでしょう。