遊休は「設備や資本を休ませている状況のこと」。
そういったものを使わないでいるときに使用する言葉です。
あえて休ませているケースで使っていくでしょう。
宝の持ち腐れは「役に立つものを使わないでいる状態のこと」。
遊休の意味にやや似ているでしょう。
こちらは設備や資本以外においても、使うことがしやすいと評価できます。
「遊休」の意味
遊休とは、設備や資本を休ませている状況のことです。
そういったものを使用しないで、あえて休ませているようなケースで使っていく言葉になるでしょう。
遊休に当たるケースはそこそこあるものの、表現としてはマイナーです。
知っている人はあまりいない状況なので、そこは理解しておきましょう。
だから、見聞きしづらい表現です。
「宝の持ち腐れ」の意味
宝の持ち腐れとは、役に立つものを使わないでいる状態のことです。
役に立つものを持っていながら、それを活用していない、活用できないでいるといったケースで使う言葉になります。
遊休と全く同じ意味ではないものの、似ている部分はあるでしょう。
でも、知名度においては、こちらの方がかなり高いと言えるのではないかと思われます。
「遊休」と「宝の持ち腐れ」の用法や用例
「遊休の状況にあるような設備、資本は世の中ではそれなりに多くあるのではないかと思う。
ただ、たまには休ませた方がいい場合も十分にあると言えるだろう。」
「宝の持ち腐れに当たるようなケースは実際にあるけど、本人がその状況に気付いてない可能性もある。
そうであれば、有効に活用できる可能性はかなり低いだろう。」
遊休と宝の持ち腐れは同じような状況
遊休と宝の持ち腐れは、状況としてはそこそこ似ています。
意味として全く同じというわけではないものの、状況が似ているという点はしっかりと覚えておいてほしいです。
基本的には宝の持ち腐れの方がメジャーです。
こちらは多くの機会で使用されています。
しかし、遊休は日常的にはほぼ見聞きしない状況なので、そこは重要でしょう。