貧書生は「貧乏な書生のこと」。
書生という言い方自体、ちょっとマイナーですし、貧書生についてもマイナーであると評価できるのではないかと思われます。
苦学生は「学費や生活費を稼ぎながら、学校に通っている人のこと」。
学校で勉強をしながら、働いている状況というケースで使います。
学費まで自分で稼ぐケースは少ないです。
「貧書生」の意味
貧書生とは、貧乏な書生のことです。
書生に対して使っていくという点はポイントですが、こういう言い方ができるケースはそんなに多くないでしょう。
実際、書生という言葉自体がマイナーなので、貧書生という言い方を知っている人が少ない状況です。
だから、普段の生活で見聞きする可能性はかなり低いと評価できるのではないかと思われます。
「苦学生」の意味
苦学生とは、学費や生活費を稼ぎながら、学校に通っている人のことです。
こちらは学生に対して使っていきます。
貧乏であるという点は似ているものの、意味は全く同じではないです。
苦学生の方が一般的には使用されやすい状況となっています。
したがって、そこに関してはきちんと把握しておきましょう。
使用頻度において、両者は差があります。
「貧書生」と「苦学生」の用法や用例
「貧書生という言い方はあまり知られていないだろう。
貧乏な書生に関しては、実際にいるとは思われるが、こういう言葉は知っている人は多くない気がするんだ。」
「苦学生というのは、勉強を頑張りながら、学費や生活費などを自身で稼いでいる状況であり、通常の学生と比べてもかなり大変な日常生活になっていると言えるだろう。」
貧書生と苦学生は意味はそれなりに近い
貧書生と苦学生については、意味としてはそれなりに近い部分はあるかもしれません。
でも、全く同じではないです。
それぞれ書生、学生に対して使っていく言葉になるので、一応違いと言える点はあるのではないかと思われます。
どちらかと言えば、苦学生の方がメジャーでしょう。
貧書生という言い方は知らない人が結構いる可能性があります。