美辞は「巧みに美しく飾った言葉のこと、真実味が感じられない言葉のこと」。
こういった意味で使っていく言葉なので、普段の生活で使うことがしやすい面があるでしょう。
麗句は「美しく飾ってあるような、調子のいい言葉のこと」。
美辞の意味に近いです。
たいていは美辞麗句という言い方をすることが多いので、そこは理解しておきましょう。
「美辞」の意味
美辞とは、巧みに美しく飾った言葉のこと、真実味が感じられない言葉のことです。
このような意味で使っていく表現になります。
普段の生活ではあまり見られない言い方になります。
ただ、知名度はそこそこ高いと言える可能性があるので、そこはちゃんと理解しておきましょう。
たまに見聞きする言い方になるのではないかと思われます。
「麗句」の意味
麗句とは、美しく飾ってあるような、調子のいい言葉のことです。
意味に関して言えば、美辞に近いですし、明らかな意味の差はないと思われるのです。
基本的には美辞麗句とセットで使用することが多くなっており、この四字熟語についてはそれなりにメジャーな言い方であると言えるでしょう。
でも、これを使用する人はかなり少ないですが。
「美辞」と「麗句」の用法や用例
「美辞というのは、一見すると魅力的な表現に見えるかもしれないけど、実際はそうとは言えないケースを指している。
そのような状況は、世の中ではそこそこ見られるのではないか。」
「麗句というのは、世の中ではそれなりに溢れているだろう。
したがって、そういう言葉に惑わされないように、引っかからないように気を付けるべきだ。」
美辞と麗句は意味はほぼ同じ
美辞と麗句に関しては、意味はほとんど同じと言える可能性があります。
同じような意味となっているため、区別をするのは難しいです。
また、両者はセットで使用することが多いでしょう。
したがって、美辞麗句という言い方をよく使う点は覚えておかないといけません。
それなりにメジャーな表現なので、知っている人は多くいます。