妄心は「迷った心、誤った心のこと」。
仏教用語と言える部分もあるので、日常的にはあまり使用されない言葉になります。
そんなに知名度も高くない状況と言えるでしょう。
妄信は「無闇やたらに信じること」。
何でもかんでも信じてしまうようなケースで使う言葉になります。
妄心の意味とは完全に同じではないので、そこはポイントです。
「妄心」の意味
妄心とは、迷った心のこと、誤った心のことです。
迷う心という意味もあれば、誤る心という意味もありますし、そういったところはきちんと知っておきましょう。
複数の意味があるという点はかなり重要になってきます。
また、この言葉は仏教用語でもありますから、日常的には使われにくいと言える可能性があります。
馴染みは感じづらいです。
「妄信」の意味
妄信とは、無闇やたらに信じることです。
常にいろいろなものをすぐに信じてしまうような傾向が見られるときに使う言葉になります。
こういった状況は実際にありますし、妄信という言葉もそれなりにメジャーです。
だから、普段の生活で使いやすい言い方になるはずです。
妄心とは意味は同じではありませんし、区別はできるはずです。
「妄心」と「妄信」の用法や用例
「心は常に一定ではないし、常に安定しているとも言い難い。
ときには妄心と言えるような、迷う部分が出てくることもあるんだ。
それが普通かもしれないけど。」
「妄信している状況においては、本人はその意識がないことが多い。
だからこそ、実際にそのような状況になっている人は、世の中では一定数いると評価できるんだ。」
妄心と妄信は意味は一応似ている
妄心と妄信は意味は同じではないので、そこに関しては区別できる箇所になると言えるでしょう。
でも、無闇やたらに信じることで、誤った心になるケースもあるのではないかと思われますし、両者は似ている部分も一応あると言えるのです。
でも、妄信はそこそこメジャーと言えますが、妄心そんなに知られていない表現になると言えます。