金色は「金属の金が放つ光沢のあるやや濃い目のオレンジ色のこと」。

「こんじき」と言い換えると分かりやすい。

山吹色は「山吹の花のような色、濃いオレンジ色のこと」。

「金色」と言い換えると分かりやすい。

「金色」はゴールドの輝きを色に表現したものです。

オレンジ色や黄色が近い色で輝きがあるものです。

「山吹色」は小判の輝きに良く使われます。

「金色」は金の輝き

「金色」は「きんいろ」「きんしょく」「こんじき」などと読みます。

金属の「金」の色ですが、輝きがあり色の表現では難しくなります。

絵具では着色したアルミの粉末から「金色」を作ります。

アルミ箔地に黄色を印刷すると「金色」の発色が得られます。

小説「金色夜叉」、「金色世界」、中尊寺の「金色堂」などの言葉があります。

「山吹色」は黄色の古い言い方

「山吹色」は平安時代から使われていた言葉で、今の「黄色」のことを言ったものです。

山吹の花色のようにやや濃い赤味の強い金色を言う言葉です。

また、小判や大判のような金貨の色を「山吹色に光る小判」などと形容する言葉としても使われます。

日本の「和の色」には「柿、小豆、紅葉、栗、小麦」など、植物の色を使った言葉が多く存在します。

「金色、山吹色」に近い色の名前

和の色には「金色、山吹色」に近い色の名前が沢山あります。

「金茶、卵黄色、くちなし色、こきき、花葉色、卵色、黄檗色、向日葵色、たんぽぽ色、藤黄、鬱金、レモン色」(irononamae.web.fc2.comより)など「山吹色」に近い黄色系の色名です。

日本の伝統色は全部で1,100以上がある(ウィキペディアより)と言われています。

これは世界に類を見ないことに違いありません。

「金色」と「山吹色」とは

「金色」は「金」の輝きを表現する言葉で「きんいろ」「きんしょく」「こんじき」などの読み方があります。

貴金属でもあり、古来より人々を魅了してきた色です。

「山吹色」も「金色」のことを言う言葉で、金貨の形容に使われます。

「金色、山吹色」に似た言葉はやや赤みのある黄系になり、和の色では「金茶、卵黄色、花葉色、卵色、黄檗色、向日葵色、藤黄、鬱金」(irononamae.web.fc2.comより)などがあります。

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