ジリ貧は「徐々に貧しくなっていく状況のこと」。
一気に貧しくなるわけではなく、徐々に貧しさの程度が増していく状況であり、このままではマズイと感じるケースで使う言葉です。
ジリ安は「少しずつ安くなること」。
一気に安くなるわけではないという意味になりますが、これは証券用語になるので、そこは特に知っておく必要があります。
「ジリ貧」の意味
ジリ貧とは、徐々に貧しくなっていく状況のことです。
今の状況が続けば、どんどん貧しくなっていくと言えるようなケースで使用します。
ジリ貧という言い方はそこそこ有名であり、知っている人は多くいるのではないかと思われます。
たまに見聞きする機会はありますし、そういったところはきちんと頭に入れておいた方がいいです。
「ジリ安」の意味
ジリ安とは、少しずつ安くなることです。
基本的には証券用語となっており、相場が少しずつ安くなっていく状況において使っていく言葉になるでしょう。
だから、日常的にはやや使いづらい言い方になります。
ジリ貧とは表記はそこそこ近いですけど、意味は異なっているので、そういう部分において区別ができる点は重要と言えます。
「ジリ貧」と「ジリ安」の用法や用例
「ジリ貧の状況にあると、この状況をなんとか打開しないといけないという気持ちになる。
今のままでは、いずれ食事すら困る状況が出てくる可能性が考えられるから。」
「ジリ安という表現は日常的にはあまり見聞きしないかもしれないが、証券用語だから、特定のシーンでは使われている。
相場が少しずつ安くなるシーンで使うんだ。」
ジリ貧とジリ安は意味で区別が可能
ジリ貧とジリ安については表記は似ていますが、意味は同じではないです。
使用する場面も異なっていますし、そういったところはまず理解しておきましょう。
また、ジリ貧は知っている人はそこそこいると思われますが、ジリ安については知っている人はあまり多くないと思われます。
両者はそのような箇所においても区別をしていくことができます。