在所は「郷里のこと、人やものが存在している場所のこと」。
人が住んでいる場所という意味もあります。
あまり有名ではないので、知らない人が多いはずです。
所在は「居どころのこと」。
何かがどこにあるかという意味で使っていきます。
所在地という言い方をすることも多いので、そこに関しては理解しておいてほしい部分です。
「在所」の意味
在所とは、郷里のこと、人やものが存在している場所のことです。
自分にとっての故郷という意味で使うことができますが、それとは別に人やものが存在している場所という意味もあります。
したがって、それなりに多くの場面で使用できる言い方になるでしょう。
ただ、在所という言葉は一般的にはそんなにメジャーではないと言えます。
「所在」」の意味
所在とは、居どころのことです。
人やものがどこに存在しているかというシーンで使う言葉になりますから、在所の意味に近いと言えます。
でも、郷里という意味はないので、そこはポイントになるでしょう。
在所と比べると、こちらの方が知名度は高く、多くの場面で使用されているので、そういうところは覚えておいてほしいです。
「在所」と「所在」の用法や用例
「自分の在所というのは、やはり特別な場所と言える。
こういったところで過ごしていると、気分がかなり安定するし、落ち着く感覚を覚えることができるわけだ。」
「この人はその都度いる場所が異なっている。
したがって、所在を掴むのが難しいと言えるんだ。
電話をかけてみても、つながらないことも多々あると言えるからね。」
在所と所在は意味はやや似ている
在所と所在は表記が似ていますけど、意味もそこそこ似ています。
だから、同じようなシーンで使うことが可能になるのです。
でも、両者は使用頻度において差があります。
所在はかなり有名な言い方になりますが、在所はそんなに知られていない表現になるため、どうしてもそういった部分においては違いを感じやすいと言えるでしょう。