険要は「地形的に厳しい状況であるため、敵を防ぐときに都合がいいこと」。
こういった意味なので、日常的にはほぼ使わない言い方になります。
また、知名度も低いです。
要害は「地形が険しいため、敵の攻撃を防ぐのに適していること」。
そういった特徴を持った場所に対して使っていく言葉になります。
こちらもほぼ使われない言葉です。
「険要」の意味
険要とは、地形的に厳しい状況であるため、敵を防ぐときに都合がいいことです。
何らかの戦いをしているような場面で使用する言い方になります。
険要という表現を使うことができる場面については、それだけ限定される状況であり、基本的には日常生活では使いません。
マイナーな言い方になるため、馴染みは感じづらいと言えます。
「要害」の意味
要害とは、地形が厳しいため、敵の攻撃を防ぐのに適していることです。
意味としては険要と特に変わりません。
同様のシーンで使っていくことができるため、そこは理解しておくといいです。
こちらも日常的には使用できる場面はほとんどありませんし、どうしてもマイナーな言い方と評価できます。
自分で使う可能性はかなり低いです。
「険要」と「要害」の用法や用例
「こういった場所は完全に険要であり、地形的にはかなり望ましい場所だ。
敵の攻撃を受けにくいと言えるから、我々の本拠地にしていくといいと思うんだよ。」
「要害というのは。
攻撃を仕掛ける相手にとっては不都合な場所と言える。
したがって、こういう場所を選んで相手と戦うことで、こちらが有利になれると言えるはずだ。」
険要と要害は意味はほぼ同じ
険要と要害は表記も似ていますが、意味も似ている状況です。
同じようなシーンで使っていくことができます。
ただ、これらの言葉は日常的には使いづらい意味と言えるでしょう。
だから、普段の生活ではまず使用しない言葉になるはずですし、そこは知っておいた方がいいです。
実際、こういった表現を知っている人は少ないでしょう。