隔絶は「遠く離れていること、隔たりがあること」。
ある場所から距離があったり、隔たりを感じられるケースにおいて使う言葉になります。
たまに見聞きします。
離隔は「離したうえで隔てること」。
距離をとって、隔てていくという意味の言葉になりますから、隔絶の意味にそこそこ近いと言える可能性があるので、そこはポイントです。
「隔絶」の意味
隔絶とは、遠く離れていること、隔たりがあることです。
距離があり、さらに隔たりが存在しているシーンで使用する言葉と言えます。
使うことができるシーンはそれなりにあると思われますし、隔絶という言い方は知っている人はそれなりに多いでしょう。
したがって、馴染みは感じやすい言い方になるのではないかと思われるのです。
「離隔」の意味
離隔とは、離したうえで、隔てることです。
特定の対象となるものを離して、さらに隔てるという部分が重要になります。
こういうシチュエーション自体はあるものの、離隔という言い方は滅多に聞かれないと言えるはずです。
したがって、どうしても馴染みを感じづらい言い方になるので、そういう部分は覚えておいた方がいいでしょう。
「隔絶」と「離隔」の用法や用例
「庶民からすれば、お金持ちの人の生活は別世界に思えてくる面がある。
隔絶された雰囲気を感じるというか、私たちには全く縁がないという感覚がある状況だろう。」
「特定の感染症などになった人は離隔される状況が考えられる。
そうやって他の人に感染させないための措置がとられるわけだ。
行動が制限される状況と評価できると思われる。」
隔絶と離隔は使用頻度に差がある
隔絶と離隔は意味に関しては割と似ている状況になります。
しかし、両者は使用頻度において差があると言えます。
隔絶はそこそこ有名な言い方になるものの、離隔はあまり有名な言い方ではありません。
したがって、こういった部分においては、両者は差が存在しているので、しっかりと覚えておいた方がいいと評価できるでしょう。