終生は「一生を終えるまでの間のこと」。
つまり、生涯を意味する言葉であり、そういう意味で使う表現になるでしょう。
たまに使われる言い方になるはずです。
終年は「一年中のこと、死ぬまでの間のこと」。
後者の意味については、終生に近いと言えるはずです。
そういったところで共通点が存在していると言えると思われます。
「終生」の意味
終生とは、一生を終えるまでの間のことです。
つまり、生涯という意味で使うことができる表現になります。
終生という言い方はたまに使われます。
でも、頻繁に使用するわけではないので、そこは知っておきましょう。
自分で使用する機会はあまり多くないと思われますし、馴染みは感じづらい言い方になる可能性も考えられるでしょう。
「終年」の意味
終年とは、一年中のこと、死ぬまでの間のことです。
終生と同じような意味もありますが、一年中という意味もあるため、そういった点は理解しておきましょう。
終生と比べると、終年という言い方はそんなにメジャーではないです。
だから、見聞きしづらい面がありますし、自分でもあまり使わないと言える可能性があると思われます。
「終生」と「終年」の用法や用例
「終生において、人はいろいろな状況を経験する。
長い人生の中では、印象深い出来事などがそれなりに多くあるはずで、そういう中で人は生きていくわけだ。」
「今年は終年において、仕事が忙しかったと感じられる。
寝る時間を削りながら、仕事をしていた部分もあったし、本当に大変な一年を過ごしていたと言えると思うんだよ。」
終生と終年は同じような意味がある
終生と終年は同じような意味を持っており、ともに一生を終えるまでの間といった意味で使うことができます。
ただ、終年には一年中という意味もありますから、そこは覚えておきましょう。
意味において違いは一応あると言えるのです。
また、終生はそこそこ知られている表現になりますけど、終年はあまり知られていない表現になります。