終止は「終わること」。
かなり漠然とした意味ではありますが、いろいろなシーンで使っていくことができます。
それなりにメジャーな表現であると言えるはずです。
中止は「何かを途中でやめること」。
基本的には少なからず進行していた物事を途中でやめるようなシーンで使うことが多い表現になるので、そこはポイントであると評価できます。
「終止」の意味
終止とは、終わることです。
何かが終わるという意味で使うことができる言葉であり、かなり漠然とした意味であるため、多くのシーンで使用できる言い方になります。
終止という言葉はそのまま使う機会はあまり多くないです。
終止符といった言い方をするケースがそれなりに多いので、そこはポイントになりますし、覚えておくべきです。
「中止」の意味
中止とは、何かを途中でやめることです。
続けてきた物事を途中でやめるような場面で使用する言葉になります。
ただ、何かが始まる前の時点で、やめるシーンも一応あるでしょう。
スポーツの試合が中止になるようなケースが実際にあるのです。
終止と比べると、かなりメジャーな言い方になるので、馴染みは感じやすいはずです。
「終止」と「中止」の用法や用例
「今回のイベントは無事に終止を迎えることができた。
これといったトラブルもなく終えることができたのは、何よりもみんなが真剣に取り組んでくれたからだと思う。」
「これだけ苦情が多く集まっている状況だと、イベントは中止にした方がいいかもしれない。
できれば続けたいと思ってはいるが、あまりにも問題が多い中では難しいだろう。」
終止と中止は知名度に差がある
終止と中止は意味はそれなりに近いです。
全く同じ意味ではありませんが、似ていると言える部分はあると思われます。
ただ、これらの表現は知名度に関して違いを見出すことができると言えます。
基本的には中止は有名な言い方になりますけど、終止はそんなに有名ではありません。
だから、両者はここで区別をしていくといいでしょう。