行者は「仏道を修行する人のこと」。
こういった意味なので、日常生活ではほとんど使用されません。
知名度も高くないため、知らない人が多いでしょう。
求道者は「悟りや真理などを求めて修行する人のこと」。
本来はこういう意味なので、行者に意味は似ています。
でも、実際は何かを極めていく人という意味で使われることも多々あります。
「行者」の意味
行者とは、仏道を修行する人のことです。
つまり、修行をするようなシーンで使っていく言葉になるので、日常生活ではほぼ使われないと評価できます。
また、知名度もあまり高くないので、こういった言葉はそもそも知っている人が多くないです。
したがって、どうしても馴染みを感じづらい言い方になると評価できる状況でしょう。
「求道者」の意味
求道者とは、悟りや真理などを求めて修行する人のことです。
このような意味なので、行者の意味にそれなりに似ています。
でも、求道者の場合には何かを極めていく人という意味でも使うことができ、割と広い場面で使用できると評価できるでしょう。
また、知名度は求道者の方が高いので、使用頻度もこちらの方が高いのではないかと思われます。
「行者」と「求道者」の用法や用例
「行者は仏道を修行する人のことだ。
こういう存在は日常的にはあまり見られないし、どうしても馴染みは感じづらいかもしれないが、実際に世の中にいるわけだ。」
「あの人はまさに求道者だな。
自分が関心があることについてはとことん極めていくタイプの人だから。
そういう意味では、本当に努力家のような面があると言えると思うんだ。」
行者と求道者はやや意味が似ている
行者と求道者は意味としてはそれなりに近いです。
だから、そこはまず知っておきましょう。
でも、求道者の場合にはより広い場面で使うことも可能であり、ここも覚えておく必要があります。
また、求道者の方が有名な言い方になるでしょうし、使用頻度も高くなるのではないかと思われます。
区別できる箇所はちゃんとあるのです。