一か八かは「丁半ばくちの漢字の一部から出た言葉のこと。」
「当たりハズレ」と言い換えると分かりやすい。
伸るか反るかは「結果が良いか悪いか、成功か失敗かと言うこと」。
「当落」と言い換えると分かりやすい。
これらの言葉はすべて「正か否か、当たりかハズレか、当落、善か悪か」など正反対の意味を持つ言葉になります。
「一か八か」は丁半と言う漢字の一部から出来た言葉
「一か八か」の「一と八」は「丁半の上の部分」を取って作られた言葉と言うのが有力です。
つまり、「一か八か」とは「丁半ばくちのこと」ひいては「当たりかハズレか」「伸るか反るか」「正反対のこと」と言う意味になります。
「どんな結果になるか一か八かでとにかく試してみよう」「ここは一か八かの大勝負だ」「一か八かになるようなことはしたくないし、してはいけない」などと使います。
「伸るか反るか」は結果が正反対になる恐れがあること
「伸るか反るか」の古言は矢を作る際の竹を真っ直ぐにするために型に入れるのですが、型から出すときの様子から来ていると言われます。
「伸る=真っ直ぐ」、「反る=後ろに曲がる」と言う意味で、型から出すまでその竹が矢に使えるものか否かと言うことが分からなかったために、その竹は「伸るか反るか」分からないと言うことから来ています。
「一か八か」はこれから行うこと、「伸るか反るか」は結果重視
「一か八か」はこれから行うことの結果がどうなるのか分からないと言う意味です。
「伸るか反るか」は既に行った結果がどのようになるのか分からないことです。
「これから一か八か勝負してみよう」「昨日、受験をしたが、伸るか反るかどのような結果になるのかは神のみぞ知る」「一か八かはこれからのこと、伸るか反るかは終わった結果のこと」などと使います。
「一か八か」と「伸るか反るか」とは
「一か八か」は丁半ばくちから出来た言葉で、「これから行う結果がどのようになるのか分からないこと」を意味します。
「伸るか反るか」は「今まで行ったことの結果がどのようになるのか分からないこと」を意味します。
どちらも「結果が分からず良くも悪くもなる可能性があること」です。
なお、「乗るか反るか」と書くのは誤用になります。