急遽は「突然に、慌しくという状況のこと」。
たいていは何らかの物事が急に行われるようになった、決定したと言える場面で使われる言葉になるでしょう。
至急は「かなり急ぐこと」。
基本的には何かを他人に依頼するときに使うことが多い言葉です。
急いで何かをやってほしいときに使用する傾向にあると言えるので、そこはポイントと言えます。
「急遽」の意味
急遽とは、突然に、慌しくという状況のことです。
いきなり何かが決まる、行われると言えるような場面で使うことが多い言葉になります。
したがって、何の準備もないとか、そういうケースで使われやすいのです。
急遽という言葉はかなり有名であり、多くが知っていると言えるはずです。
日常生活でそれなりに聞かれる可能性が高いでしょう。
「至急」の意味
至急とは、かなり急ぐことです。
急いで何かをするような場面で使われる言葉になります。
でも、実際は他人にお願いをするような場面であることが多く、急いで何かをしてほしいと依頼をするようなシーンで使う言葉と言えるでしょう。
したがって、使用する場面はそれなりに限定されます。
意味は急遽にそれなりに似ていると言えます。
「急遽」と「至急」の用法や用例
「明日の朝は急遽会議をすることになった。
どうやらかなり重要な話し合いがあるらしいから、明日はそのつもりで会社に来てほしい。
絶対に遅刻はしないでくれ。」
「この書類のコピーを至急とってきてほしい。
今すぐに必要になるものだから、急いで頼む。
俺は他の仕事で手が離せないから、今のうちにやっておいてほしいんだ。」
急遽と至急は意味が似ている
急遽と至急に関しては全く同じ意味ではないものの、それなりに似ている部分はあります。
どちらも急いで何かをする、何かが決まるといった意味で使っていくことが多いです。
したがって、そういう部分は知っておいてほしいです。
両者ともに割と有名な表現になりますから、知っている、聞いたことがある人はかなり多いと思われます。