山なりは「山のような形を描いていること」。
いろいろな場面で使うことができる言葉ですが、例えば野球では山なりのボールといった言い方をすることがあります。
山並みは「山が連なっている状態で並んでいること」。
したがって、山なりとは意味が異なっているでしょう。
使用する場面にも違いがあると評価できると思われるのです。
「山なり」の意味
山なりとは、山のような形を描いていることです。
山のような形というのは物体の状態を指すこともあれば、物体の動きを指すこともあるので、そこは覚えておきましょう。
現実的には山なりのボールといった形で使用することが多いです。
したがって、野球をやっている人などに関しては、かなり馴染みを感じやすい表現になります。
「山並み」の意味
山並みとは、山が連なっている状態で並んでいることです。
山が連なっており、並んでいる状況に見えるようなシーンで使います。
風景に対して使用するという意味では、頻繁に使う言葉ではありません。
ただ、知っている人はそれなりに多いのではないかと思われるのです。
山なりとは明らかに異なった場面で使っていく言葉であると言えます。
「山なり」と「山並み」の用法や用例
「野球の経験がない人は最初は山なりのボールしか投げられないケースが多い。
でも、ちゃんと練習をすれば、それなりに勢いがあるボールを投げることができるだろう。」
「いくつもの山が並んでいるような光景、そういった山なりと言える状況はそんなには見られない。
しかし、自然が溢れるようなロケーションにおいては、たまに見られるだろう。」
山なりと山並みは意味が異なる
山なりと山並みは表現としてはそれなりに似ているように見えるでしょう。
しかし、両者は意味が異なっています。
したがって、これらの言葉は意味で区別ができるはずです。
どちらも頻繁には使用しませんけど、たまに見聞きする可能性があるので、そこに関してはきちんと理解しておきましょう。
知名度はそこそこ高い状況と言えます。