「ダッシュ」と「駆け足」の違い・意味と使い方・由来や例文

ダッシュは「短い距離を全力で走っていくこと」。

長い距離であれば全力で常に走るというのは厳しいですが、短い距離であれば割と可能であると言えるでしょう。

駆け足は「速めに走ること」。

意識的に速く走ろうとするときに使われる表現です。

たまに見聞きする言葉になるため、知っている人は割と多くいるのではないかと思われます。

「ダッシュ」の意味

ダッシュとは、短い距離を全力で走っていくことです。

あくまでも短い距離を全力で走るという状況であり、長い距離においては使うことができません。

基本的にはスポーツのウォーミングアップをするときに、ダッシュに当たる練習をすることが多いでしょう。

多くの人たちが経験したことがあるのではないかと思われる状況になります。

駆け足とは、速めに走ることです。

ダッシュに近い意味とも言えますが、駆け足の場合には距離はあまり関係ないです。

その都度いろいろな距離を速めに走っていくケースで使っていく言葉になります。

それに駆け足の場合には全力で走るわけではないので、こちらの方がスピード的には遅いと言えるでしょうし、そこはポイントになります。

「ダッシュの練習はそれなりにきつい。

最初はそうでもないけど、回数を重ねていくうちにどんどん足に疲労が溜まっていく状況となっていくからな。」

「見たいテレビがそろそろ始まりそうだから、駆け足で家に帰るとするか。

普通に歩いていたのでは恐らく間に合わないから。

でも、もちろん安全に気を付けていく必要はあるけどね。」

ダッシュと駆け足に関しては意味はそれなりに近いです。

しかし、全く同じではありません。

ダッシュは短い距離を全力で走っていくシーンで使いますが、駆け足は速めに走るシーンで使うので、それぞれは一応の違いがあるのです。

したがって、両者は意味において区別をすることができると思われますから、ここは理解しておきましょう。