子午線は「北極と南極を結ぶ赤道と直角に交わる南北の線のこと。」
「南北線」と言い換えると分かりやすい。
経線は「地球の東西方向の座標軸のこと」。
「東西座標軸」と言い換えると分かりやすい。
「子はネで北」「午はウマで南」を表します。
また、「子午線は経線と一致」します。
位置は「経線」、方向は「子午線」となります。
「子午線」は「経線」と同じ
「子午線」は「本初子午線」のように特定の経線を言います。
「本初子午線」は「東経も西経も0度」と言う世界標準時子午線のことです。
日本の子午線は東経135度で兵庫県明石市を通ります。
そこが日本の本初子午線、つまり標準時子午線となります。
このように特定の経線を「子午線」と呼んでいます。
また、「子午線」の長さの4000万分の1を1メートルとした経緯があります。
「経線」は東西の座表軸
「経線」は「緯線」と同じ地球上の地点を表せる座標軸のことです。
東西方向に設定された「経線」は「世界標準時子午線」から地球を半周する東経と西経が設定されています。
東経と西経は180度半周したところでぶつかり、その経線のことを理論上の「日付変更線」と言います。
現実の「日付変更線」は国を通過しないように変更されています。
「子午線・経線」の長さは4万キロメートル
「子午線」は地球のてっぺんから底までの大きな半円のことですから。
地球の南北方向の半円周と一致します。
南北の経線に相当する「子午線」は当初の1メートルの基準となりました。
1メートルは現在では異なる方法で厳密に決められています。
ちなみに南北の「子午線」に対する東西の半円は「卯酉線(ぼうゆうせん)」と言います。
「子午線」と「経線」とは
「子午線」は地球の北極から南極までの大半円のことを言いい「経線」と一致をします。
「本初子午線」は世界標準時を決定するために設けられた東経0度、西経0度の経線でイギリス・グリニッジ天文台付近を通ります。
日本の標準時を決める子午線は兵庫県明石市を通る東経135度の経線です。
「経線」は地球の南北の位置を表す座標軸のことです。
座標軸は「経線・緯線」があり、ある地点を特定できます。