恋は「相手を慕う気持ちは相手が感じるより自分の方が強いこと」。

「一方的感情」と言い換えると分かりやすい。

愛は「相手を思う気持ちが相手に伝わっていること」。

「同等感情」と言い換えると分かりやすい。

恋は自律的、一方的なもので愛は双方向的な感情になります。

恋が受け入れられれば、その時点で愛に変化するのです。

「恋」は相手に伝わらないこともあり、また受け入れられることもあります。

「恋」は一方的な感情から始まります。

片思いが多いのですが、告白をすることで、断られれば終結になり、受け入れられれば「愛」となり結婚に進むことでしょう。

告白にまで至らなかったり、告白を断られても心に残り忘れられない状態を「未練」と言います。

「恋は盲目」「恋は奪うもの」「恋を扱った小説は数多くある」などと使います。

「愛」はお互いが相手のことを受け入れていること

「愛」は双方向的な感情で、お互いが相手のことを良く感じているため、「ラブラブ」などと言うこともあります。
たとえば「愛を無くした夫婦は冷たい関係になった」「愛は与えるもの」「恋と愛は区別が難しい」「恋は愛に昇華するもの」「愛が家族を繋げている」などと使います。

邪な「愛」は「愛」がなくなった夫婦に起きる不倫騒動になります。

「恋」ばかりしている人はいつ「愛」に目覚めるのでしょうか。

「恋」を何回も繰り返して行う人がいます。

また、複数の異性に同時に「恋」していることも珍しくはありません。

しかし、「恋」をそのように続けているうちに年をとり、誰からも見向きもされなくなることを自覚出来ないうちは、「愛」など一生無縁なのかも知れません。

うぬぼれの強い美男美女は、気を付けなければなりません。

「恋」は「愛」を得るための前段階に過ぎません。

「恋」は当初一方的な思いが始まりますが、そのまま告白をしないで「未練」を残したままにするのか、何度も「告白」をして失恋をするのか、告白が受け入れられ「相思相愛」となり幸せに「愛」をはぐくむのかは、その人の生き方です。

伴侶や子供たちの「愛」に囲まれた幸せな人生を送るまでの前段階として「恋」はあるのです。

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