「地方自治体」と「地方公共団体」の違い・意味と使い方・使い分け

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地方自治体は「ある地域を範囲とした公共団体のこと」。

市役所や区役所、県庁などが該当します。

地方公共団体は「ある地域を範囲とした公共団体のこと」。

基本的には地方自治体と意味は変わりませんが、地方公共団体の方が正式名称ということが言えます。

また、法律上も地方公共団体という名称が使われているということが言えるのです。

「地方自治体」の意味

地方自治体というのは、ある一定の地域における公共団体のことで、市役所、区役所、県庁などが該当します。

基本的には公的な機関ということが言え、そこで働いているのは公務員がほとんどです。

しかし、地方自治体という言葉自体は法律上のものではなく、一般的に使われている通称に近い用語となるので、公式の言葉ではないのです。

「地方公共団体」の意味

地方公共団体というのは、地方自治体と同様にある一定の地域における公共団体のことです。

しかし、地方自治体と違って、地方公共団体は正式な用語と言えます。

法律上使われているので、本来は地方公共団体という言い方をするのが適切ですが、一般的な会話では地方公共団体という名称はあまり使われていないのが現状なのです。

「地方自治体」と「地方公共団体」の用法や用例

「大学卒業後は民間企業ではなくて、地方自治体への就職をしたいと思っているんだ。

地元の市役所か、県庁を受けようと思う。

今のうちから勉強をしないといけない。

「東京都の場合には都庁の他に、特別区という地方公共団体が存在する。

これは主に東京23区にかかわる地方公共団体で、それぞれの区役所が存在し、自治にあたっているのだ。

地方自治体と地方公共団体は同じ意味

地方自治体と地方公共団体というのは言葉も似ていますが、意味はほぼ同じです。

ただ、地方自治体というのは通称であって、正式な名称ではないのです。

法律上も地方公共団体という言葉を使っていますから、どちらを使っても意味は通じますが、正しくは地方公共団体なので、そういった部分は住民として覚えておくべきと言えるのです。

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