上位は「上の方にある位のこと」。
通常よりも高いと言える、上にある位を指しており、一般的には地位が高いとか、優れている面があるというケースで使います。
目上は「地位や年齢で自分よりも上と言える状況のこと」。
たいていは目上の人という言い方をしていきます。
上位と意味は似ていますが、より具体的な表現になると言えます。
「上位」の意味
上位とは、上の方にある位のことです。
何らかのものと比べたときに、より上の位置にある、高い位であると言える場面で使う言葉になるのです。
上位はいろいろなケースで使用できる表現であるため、多くの場面で見聞きするでしょう。
日常生活で何度も使われている言葉になりますから、馴染みはそれなりに感じやすいと思われます。
「目上」の意味
目上とは、地位や年齢で自分よりも上と言える状況のことです。
こういった部分が自分よりも高いと言えるケースで使っていきますから、使用できるシーンは限られると言えます。
上位よりもより具体的な意味と言えるでしょう。
でも、上位と同じようなシーンで使うこともできるので、そういった部分は理解しておいた方がいいと思われます。
「上位」と「目上」の用法や用例
「この製品よりも上位のモデルが今度発売されるらしい。
したがって、それを買った方がいいのかなと思う。
値段的には今のものの方が安いとは言えるのだが。」
「目上の人と接するときにはその対応に注意しないといけない。
敬語を使うのは当然と言えるだろうが、それ以外でも気を遣っていくべき部分は多くあると言えるだろう。」
上位と目上は意味がやや似ている
上位と目上は意味がやや似ています。
ただ、上位は漠然とした意味であり、目上はある程度具体的な意味と言えるので、そういったところは認識しておきましょう。
つまり、両者は使用頻度において差があると言える可能性があります。
どちらも日常生活において見聞きしやすい表現になるでしょうから、頭に入れておいてほしいです。