小言は「文句を言っている状況であること」。
小言を言うという表現がありますけど、これは文句を言っているシーンで使います。
つまり、日常的に使用しやすい表現になるのです。
苦言は「相手を思って、相手の問題点などについて述べること」。
文句とも評価できますが、相手のためになることを言っているケースで使う言葉になります。
「小言」の意味
小言とは、文句を言っている状況であることです。
何かしらの文句を言っているシーンであれば、小言という表現を使うことが可能になります。
小言を言うという表現はそれなりに見聞きすると思われますし、多くの人たちが知っている言葉になるでしょう。
実際、小言を言っている人はそんなに珍しくないと評価できると思われるのです。
「苦言」の意味
苦言とは、相手を思って、相手の問題点などについて述べることです。
文句を言うような状況と言えますが、苦言についてはあくまでも相手のために言っている状況なので、そういった部分については特に知っておく必要があります。
苦言に関しては、それなりにメジャーな言い方であり、多くが知っているはずなので、使用頻度は割と高いでしょう。
「小言」と「苦言」の用法や用例
「ぶつぶつと小言を言っている人がいるが、文句があるならば直接本人に言わないと意味がない。
本人が聞いていないところで言っても届かないからな。」
「苦言というのは相手を思って言うものだから、望ましい行為という言い方もできるはずだ。
しかし、実際に相手に伝えるときにはどうしても心苦しい気持ちが少なからずあるんだよな。」
小言と苦言は意味が多少なりとも違う
小言と苦言については表現としては似ていますけど、意味は違いがあります。
小言と苦言はともに文句を言っているという意味ですが、苦言の場合には相手のためになると思ってという部分があるので、そこは大きな違いになると思われるのです。
したがって、状況としては似ているものの、意味に関しては一応違いがあると評価できるでしょう。
