立ち止まるは「歩いている状態をやめたうえで、立ったままでいること」。
動くのをやめて、その場に立っている状態が続くケースで使っていく言葉になります。
立ちすくむは「驚きや恐怖などによって、その場にずっと立ち続けている状況のこと」。
その場から動けないケースで使っていく言葉になります。
それだけ恐怖心などが強いシーンで使用するのです。
「立ち止まる」の意味
立ち止まるとは、歩いている状態をやめたうえで、立ったままでいることです。
何らかの理由によって、歩く行為をやめたうえで、その場に立ったままでいるという状況で使います。
一定時間立ったままという点がポイントになるでしょう。
立ち止まるという行為は無意識にやっているケースもありますから、そこも知っておくといいかもしれないです。
「立ちすくむ」の意味
立ちすくむとは、驚きや恐怖などによって、その場にずっと立ち続けている状況のことです。
その場で一定時間立っているという部分については立ち止まるに似ています。
ただ、立ちすくむに関しては動きたいけど、動けないようなニュアンスを含んでいるので、そこは立ち止まると異なっていると言えるでしょう。
驚きや恐怖が理由である点も特徴的です。
「立ち止まる」と「立ちすくむ」の用法や用例
「この前道を歩いていたら、自分と同じ洋服を着た人を偶然見つけて、思わず立ち止まってしまった。
滅多に経験することではないけど、こういうこともたまにはあるんだろうな。」
「雷が突然鳴り始めると、恐怖でその場に立ちすくむ状況になってしまう。
特に外出中にそういった光景に遭遇すると、身動きがとれない状況になってしまう。」
立ち止まると立ちすくむは意味は似ている面がある
立ち止まると立ちすくむはともにその場から動かないような状況で使っていく言葉と言えます。
したがって、意味は割と似ているのです。
ただ、立ち止まるは意図的にその場で立っている状況があるものの、立ちすくむは動きたくても動けないから立っている状況と言えるので、両者はそういった部分で違いがあると評価できると思われます。