偏屈は「性格などに関して素直ではないこと、ひねくれていること」。
基本的には悪い意味で使っていく言葉になると言えるでしょう。
人の性格に関して、否定する意味があります。
すね者は「強情を張る人のこと、ひねくれた人のこと」。
偏屈の意味に一部似ていると言えます。
でも、すね者という表現はあまり有名ではありません。
「偏屈」の意味
偏屈とは、性格などに関して素直ではないこと、ひねくれていることです。
性格などに関して、一般的な状態ではないという意味で使われる言葉です。
ひねくれているという意味が分かりやすいかもしれません。
偏屈という言葉はたまに見聞きする言葉になるので、知名度もそこそこはありますし、知っている人はそれなりに多くいるはずです。
「すね者」の意味
すね者とは、強情を張る人のこと、ひねくれた人のことです。
ひねくれた人という意味があるため、偏屈にそれなりに意味が似ている状況であると評価できるでしょう。
でも、偏屈と比べると、すね者という言い方はメジャーではありません。
したがって、偏屈とすね者についてはそういう部分で区別ができるのではないかと思われるのです。
「偏屈」と「すね者」の用法や用例
「世の中には偏屈と言われる人がいるだろうが、それは多くの人たちからそう見えるだけであり、その人からすれば普通に振る舞っているだけとも言える可能性があると思うんだ。」
「すね者と言われる人たちは強情を張ったりするわけだが、そう言われない人たちもたまにはそういう面があるのではないかと思うんだよ。
要するに程度の差とも言える。」
偏屈とすね者はほぼ同じ意味
偏屈とすね者については意味はほとんど変わらないと言えるでしょう。
どちらもひねくれた人といった意味で使用できる言葉になるのです。
ただ、両者は使用頻度に関して差があると評価できるのです。
基本的には偏屈の方が有名であると言え、すね者という言い方はどうしてもマイナーな表現と言えるので、そこに関しては覚えておきましょう。