「充」と「当」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

充は「ものをみたすこと、あてはめること。」

「充足」と言い換えると分かりやすい。

当は「ものに物理的に当たること」。

「当選」と言い換えると分かりやすい。

「充」も「当」も「あてる」という訓があり、同訓異義語になります。

「中」もあたることでこれは中毒や熱中症などに使います。

「充」は「あてる」、「当」は「あたる」という意味が強い言葉です。

「充」はこと

「充」は「子供が育つ=みちる」という語源があります。

「あてる・あてはめる・みちる・みたす」という意味になります。

「充足は満ち足りていること」「充実は内容がしっかりしていること」「充当は当て嵌めること」「補充は不足を補うこと」「充電は電気を入れること」「充満は一杯のこと」「目が血走ることは充血」などと使います。

「当」は何かに当たること

「当」は旧字では「當」と書きます。

「あたる・あてる・当て嵌める・当然・その・まさに~べし」という意味があります。

「一等に当選した」「穴を埋める目的で充当する」「相当な理由」「当然のこと」「正当防衛」「掃除当番」「学級担当」「当該の件」「当面は大丈夫」「妥当な意見だ」「適当にあしらえ」「根抵当権設定」「株の配当金」「本当・弁当・日当」など多くの言葉があります。

「充」と「当」は一部の意味が一致

「充」と「当」は「あてる・当て嵌める」という意味が一致していますが、他の意味も多くある言葉です。

両方の字を使った「充当」という熟語が「あてはめる」意味で使われます。

「債権を債務に充当する」「利益を借入金の支払いに充当した」「宝くじの高額当選金は借金充当で消えた」「充当は何かのお金を別の使途に使うこと」などと使います。

「充」と「当」とは

「充」は「みたすこと・満ちること・当て嵌めること」などの意味になります。

語源的には「みちる」の意味になます。

人名で「充」は「みちる・みつる」です。

「一杯になること・一杯にすること」ということです。

「充実・充満・充足・充電」などと使います。

「当」は「当たること・当てること・当て嵌めること・その」などの意味になり、「当選・充当・当該・当日・相当」など多くの言葉があります。

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