履修は「決められた学科や課程を修めること」。
学校で使われる表現であり、基本的には学校側が決めた学科や課程を修めますが、大学においては自身で決めることがしやすいです。
学修は「知識や技能などを学んで身に付けること」。
何かを学んだり、身に付けるという意味で使う言葉になります。
こちらも学校などで使われる可能性が高い言葉です。
「履修」の意味
履修とは、決められた学科や課程を修めることです。
基本的には学校で使われる言葉になります。
履修の内容については、通常は学校側が決めます。
生徒はあくまでもその決められた履修に従って、授業を受けていく状況となるのです。
ただ、大学などにおいては、履修内容は学生自身が自由に決められるため、そこは特殊な状況でしょう。
「学修」の意味
学修とは、知識や技能などを学んで身に付けることです。
このような意味なので、結局は何かを勉強する際に使う言葉なので、履修に近い意味と評価できるでしょう。
ただ、意味や使用する場面は似ていても、学修という言葉はそこまでメジャーではありません。
どちらかと言えば履修の方が有名な言葉であり、こちらの方が使われやすいと言えるはずです。
「履修」と「学修」の用法や用例
「大学は履修を自分たちで自由に決めやすいところに特徴がある。
それはメリットとしては大きいのだが、どんな授業をとるべきか、迷うこともしばしばあるんだ。」
「学修をすれば、人間はいろいろな知識や技能が身に付く。
そうやって人間は少しずつ成長をしていくんだ。
学修は誰もが子供の頃からやってきたものと言えるだろう。」
履修と学修は似たような場面で使う
履修と学修については、意味がちょっと似ています。
また、両者はどちらも何らかの勉強などをするような場面で使われる言葉になります。
だから、そういう部分では共通点があるのです。
でも、履修と比べると学修はややマイナーな表現になると言えるでしょう。
そのため、これらの言葉は使用頻度において、差があると言えるのではないかと思われます。