無自覚は「自覚していない状況のこと」。
自分でやったことなどに関して、自分で気付いていないような場面で使っていく言葉になります。
無意識は「意識が存在していない状況のこと」。
意識がないときに何かをやったというケースでよく使われる言葉です。
意識がないときでも、何らかの行動をとることは実際にありえると言えますから。
「無自覚」の意味
無自覚とは、自覚していない状況のことです。
自分でやったことについて自覚がない、分からないといった場面で使われる言葉です。
記憶がないという言い方もできるでしょう。
ただ、自分では分からなくても周りの人間は知っているということがありえます。
だから、周りの人間の話で自分のやったことに気付くというケースが実際にあるのです。
「無意識」の意味
無意識とは、意識が存在していない状況のことです。
意識が存在していない中で、何かをしたというケースで使われることが多いです。
こちらもその行為に関しては記憶にないことが多く、周りの人間の指摘で気付くことも多いです。
だから、無意識については、意味としては無自覚とそんなに変わらないと言えるでしょう。
区別がしづらい言葉になります。
「無自覚」と「無意識」の用法や用例
「依存症というのはいろいろなものがあるが、たいていは無自覚だ。
深刻な状況になって初めて気付くこともあるし、周りからの指摘で気付くこともあるけど、早いうちから気付くことは厳しい。」
「無意識のうちに目覚まし時計を止めてしまって、そのまま二度寝をしてしまい、遅刻をすることが最近多い。
この状況を変えるにはどうすればいいのだろうか。」
無自覚と無意識は意味が似ている
無自覚と無意識はともに特定の行為を知らないうちにやっているという意味であり、自分の記憶にないという状況で使っていきます。
意味としてはそれほど違いはないので、区別できる部分はあまりないと言えるでしょう。
どちらもたまに使われる表現と言え、日常生活で見聞きする可能性があります。
したがって、意味はきちんと覚えておきましょう。