「医薬品」と「医薬部外品」と「化粧品」の違い・意味と使い方・使い分け

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医薬品は、「医者だけが処方できる薬のこと」。

つまり、医薬品に関する豊富な知識をもっている医者が、患者に必要か判断して処方する薬のことです。

医薬部外品は、「市販薬のこと」。

つまり、病院に行く程重症ではなく薬局の販売している薬で治せるということ。

化粧品は、「主に顔を美しくするための道具のこと」。

3つの単語の違いは、それぞれ使用する場面が違うことです。

「医薬品」は、医者だけが処方できる薬のこと

例えば、自分が患者であると仮定する。

高熱や寒気、けん怠感の症状が出ています。

インフルエンザが流行していたので、インフルエンザウィルスがないか検査をされます。

陽性反応が出たので、インフルエンザを治す薬が処方されます。

この例のように、医薬品に関する豊富な知識をもっている医者しか処方できない薬のことを言います。

「医薬部外品」は、市販薬のこと

例えば、自分が腹痛を起こしていると仮定する。

発熱していないので、今すぐ病院に行く必要はないと判断します。

腹痛を抑える為に、薬局に行って市販薬を買って飲みます。

すると、時間が経過するにつれて腹痛がなくなります。

その後、発熱の症状も出なかったです。

この例のように、病院に行く必要がなく、自分の症状を市販薬で治せる薬のことを言います。

「化粧品」は、主に顔を美しくするための道具のこと

例えば、自分が化粧品を使用すると仮定します。

まず、化粧水をかけて乳液をつけます。

次に日焼け止め、化粧下地の順につけていきます。

化粧下地が完成したら、ファンデーションを塗りメイクが崩れないようにします。

眉毛の形や色をアイブロウとアイメイクで整えます。

最後に、リップを塗ります。

この例のように、顔を美しくするための道具のことをいいます。

「医薬品」と「医薬部外品」と「化粧品」の共通点

「医薬品」は、医者だけが処方できる薬のことです。

「医薬部外品」は市販薬です。

薬を詳細に説明するなら、様々な化学物質が含まれている錠剤やカプセルなどです。

「化粧品」は、薬ではありませんが、顔を美しくするための化学製品です。

つまり、化学反応によって作られた製品です。

したがって、3つの単語の共通点は、化学物質を使用していることです。

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