背後は「自分にとって後に位置する場所のこと、背中側のこと」。
基本的には自分から見て背中側の見えない位置に相当する場所を示した言葉です。
裏面は「表面の反対側のこと、表面上に出てこない部分のこと」。
表面上に出てこないという部分は、自分が認識できない部分と評価できるので、背後に近い意味を持っていると言えます。
「背後」の意味
背後とは、自分にとって後に位置する場所のこと、背中側のことです。
自分にとっての背中側を表す言葉なので、自分にとっては見えない位置という意味があります。
背後から襲われるとか、そういう表現を割と使います。
見えない場所から攻撃した方が効果的なので、背後から何らかの危害を加えようとするケースはよく見られるのです。
「裏面」の意味
裏面とは、表面の反対側のこと、表面上に出てこない部分のことです。
前者の意味で使うこともありますが、表面的には見えない部分という意味で使うことも多々あります。
要するに人に隠している部分のような意味もあるため、悪い意味で使われるケースがあると言えるでしょう。
でも、ここは多くの人間に関係していると言えるはずですが。
「背後」と「裏面」の用法や用例
「たまに背後に誰かいるんじゃないかと思う瞬間がある。
なんとなく気配を感じるんだ。
見えない場所に誰かがいるかもしれないと思うと、非常に怖く感じられるよな。」
「人間には裏表がある。
したがって、普段人に見せている部分とは違うところが絶対にあるだろう。
特定の人の裏面を知ったときには、がっかりしたり、軽蔑することもあるかもしれない。」
背後と裏面はともに気付くことがしづらい部分
背後と裏面は意味は全く同じではありません。
しかし、これらは自分たちにとって気付くことができない部分という意味では共通しています。
背後は自分からは見えない位置を指しており、裏面は特定の人間の表面上には表れない部分を指しているのです。
したがって、そういった面では共通と言えるので、覚えておくといいでしょう。