周辺は「中心ではない、その周りのエリアのこと」。
特定のものの中心からやや距離がある、周りの部分という意味で使っていく言葉です。
周辺は円を描くように一帯を指すことが多いです。
周縁は「特定の部分の周りの縁の部分のこと」。
周辺とは意味が似ているものの、縁と言える部分だけを指しているので、そこが一応違いになります。
「周辺」の意味
周辺とは、中心ではない、その周りのエリアのことです。
あくまでも中心があったうえで、その周りを指す言葉になります。
中心から見た言葉と言えるわけです。
基本的には中心の周りを円を描くようにして存在しているエリアを指すので、そういうイメージでいるといいです。
周辺という言葉はかなり頻繁に使用する可能性があるでしょう。
「周縁」の意味
周縁とは、特定の部分の周りの縁の部分のことです。
特定の部分の周りを指すのですが、状況としては周辺と似ています。
しかし、周りの縁の部分のみなので、そこはポイントになるでしょう。
つまり、思ったよりも範囲が狭いと言えるはずです。
そして、周縁に関してはマイナーな言い方になるでしょう。
周辺と比べたら顕著なはずです。
「周辺」と「周縁」の用法や用例
「俺の住んでいる家の周辺にはコンビニがほとんどない。
最寄りのところでも徒歩10分くらいかかる。
できればもっと近いところに出店してほしいと思うんだけどね。」
「これはかなり長く使っているから、どんどん劣化してきている。
見た目で言えば、特に周縁部分についてはそれが顕著と言えるだろう。
すり減ってきているのがよく分かるはずだ。」
周辺と周縁は意味は特に変わらない
周辺と周縁に関しては意味はほぼ同じです。
どちらも周りを意味する言葉であり、特定の部分の周りを表現したいときに使っていきます。
ただ、周辺はかなり有名な言い方で、多くが使用したことがある可能性がありそうですけど、周縁については知名度がやや落ちます。
そのため、そのような部分で両者は見分けることができると言えるはずです。