かすれるは「声が不鮮明な状態であること、色などがはっきりしない状況であること」。
こういう意味で使っていきます。
割と日常的に使用されやすい表現と評価できるのです。
しわがれるは「声が不鮮明な状態であること」。
したがって、かすれるの意味に割と近い状況と言えます。
でも、色などに対して使うことは基本的にありません。
「かすれる」の意味
かすれるとは、声が不鮮明な状態であること、色などがはっきりしない状況であることです。
声や色に対して使っていく言葉であり、そこはまず大きな特徴になります。
ただ、声にしろ、色にしろ、通常時とは違う、異常な状況において使っていくことになります。
だから、どちらも不鮮明、はっきりしないというシーンで使う点は覚えておきましょう。
「しわがれる」の意味
しわがれるとは、声が不鮮明な状態であることです。
こちらは色は関係なく、声だけに使用していく言葉と言えるでしょう。
しわがれる状況は実際にありますけど、かすれるという言い方を使うこともあります。
つまり、両者は意味はそんなに変わらないと言えるのです。
声が不鮮明であると感じたときには、かすれるとしわがれるは両方使って構わないのでしょう。
「かすれる」と「しわがれる」の用法や用例
「カラオケで歌いすぎたせいか、完全に声がかすれてる状況だ。
これは明日にも影響出るだろうな。
しばらくは大きい声を出すのはやめといた方がよさそうだ。」
「最近風邪気味で、声がしわがれている感じだ。
だから、普段と比べると聞こえづらいと思う。
恐らく数日すれば治ると思うけど、それまではこんな感じが続くのかもしれないな。」
かすれるとしわがれるはともに声に対して使う
かすれるとしわがれるについては、ともに声に対して使う言葉と言えるでしょう。
声の調子がいつものとは違う、不鮮明に感じられる、そういう意味で使っていく表現になると言えます。
したがって、かすれるとしわがれるは意味はかなり似ているのです。
ただ、かすれるについては色に対しても使うことが可能なので、そこは同時に覚えておきましょう。