「上白糖」と「グラニュー糖」と「三温糖」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

原料がサトウキビから作られている砂糖の種類は多種類に渡ります。

上白糖は普段、使われている砂糖です。

グラニュー糖はコーヒーなどに使われる砂糖です。

三温糖は日本料理に使われています。

砂糖の精製過程で分かれており最終的に三温糖と上白糖に精製されて出荷されます。

グラニュー糖は三温糖や上白糖になる前の精製物です。

上白糖の意味

ショ糖を成分として僅かな水分とブドウ糖と果糖の混成物で構成されてそれぞれ1%程度を含んだ結晶状の白い甘味料です。

普段、使われている砂糖と呼ばれているものが此れに当たります。

使用できるものは主にお菓子や調味料として使用されています。

価格が高度成長期では高価な物でしたが現在は比較的、安価な物として流通しています。

グラニュー糖の意味

砂糖の精製過程で作られる糖で結晶が非常に細かいです。

世界で最も使用量の多い砂糖の一種で国によって普通の砂糖としての扱いをしている所もあります。

ショ糖純度が高い上に非常に溶けやすいです。

飲料などに入れる砂糖として広く使われています。

カロリーは糖類の中で非常に高いです。

上白糖に比べると価格は高く流通しています。

三温糖の意味

三温糖は上白糖とグラニュー糖を分離して残った糖液を数回加熱して色を付けた日本独特の砂糖です。

甘味とコクがある特徴なため日本料理の煮物や佃煮などに使われます。

また、和菓子の材料としても使われることもあります。

価格は上白糖やグラニュー糖と比べると製造過程で手間が掛かっている上に流通量が少ないのでかなり高いです。

国内産は輸入物に押される?

原料のサトウキビが沖縄県で栽培されているが近年は安い輸入物も入って来ており100%の国内産とは言えなくなりました。

砂糖は塩と違い何種類かの工程で精製されて世の中に浸透して来ました。

一時は安かった砂糖が製造過程でのコスト増が価格に跳ね返り今日のように高いと思われる食品の一部になった訳です。

輸入物は為替や関税の影響で上がったり下がったりしています。

国内産が高いと、どうしても安い物に手が伸びるのが普通です。

余り高くならないように願いたいものです。

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