「牛乳」と「加工乳」と「乳飲料」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

牛乳は「搾った生乳を加熱殺菌したもののこと」。

「成分無調整牛乳」と言い換えると分かりやすい。

加工乳は「牛乳に乳製品を入れたもののこと」。

「特濃牛乳」と言い換えると分かりやすい。

乳飲料は「牛乳に乳製品以外のものをいれたもののこと」。

「コーヒー牛乳」と言い換えると分かりやすい。

現在は「乳飲料」には牛乳という文字は使用できません。

「牛乳」は搾った生のものです

「牛乳」は乳牛から絞った生のものを加熱殺菌したものです。

「牛乳」は4種類に分類をされています。

生乳100%のものを「牛乳」「成分無調整牛乳」と言います。

「成分調整牛乳」は生乳に入っています一部の成分を除去して造られましたもの。

「低脂肪牛乳」は生乳から乳脂肪分を一定量少なくしましたもの。

「無脂肪牛乳」は生乳から乳脂肪分を0.5%未満に抑えて造られたもののことを言います。

「加工乳」は生乳の成分を調整したものです

「加工乳」は生乳に他の乳製品や水分を入れて造られたものです。

乳製品とは牛乳から造られますものでチーズ、バター、ヨーグルト、クリーム、練乳、粉乳などを言います。

「加工乳」は「牛乳」より価格が安い「成分調整牛乳」に乳製品のバターや脱脂粉乳を入れて造っているため、牛乳より価格がもっと低く抑えることができます。

「乳飲料」は特定の栄養素を入れたものです

「乳飲料」は牛乳に乳製品、水分の他、カルシウムやビタミンなどの栄養を補強する成分を入れたものと、コーヒーや果汁を入れたものとに大別できます。

乳飲料の商品名は様々ですが、以前は使用が認められていました「牛乳」の文字は2000年に発生しました「雪印集団食中毒事件」の発生により翌年に法律改正があり使用禁止になっています。

「牛乳」の他に「加工乳」「乳飲料」があります目的は低価格化です

「牛乳」は栄養価の高いものですが、生産量が限られますことや生産コストが掛かりますことから「加工乳」や「乳飲料」が考えられました。

「加工乳」は「牛乳」に水分や乳製品を雑ぜることが許されますので、その分価格が抑えられます。

「乳飲料」は水分や珈琲、果汁、乳製品以外のものを雑ぜられますのでより価格は低くなります。

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