包むは「外側から覆うこと」。
特定のものを別の何かで外側から覆うようなシーンで使っていく言葉になります。
たいていはラッピングや保護する目的で行われる行為になります。
くるむは「巻くようにして覆うこと」。
こちらも何かを覆うような場面で使っていきますが、覆い方が巻くようにして行う点に特徴があると言えるでしょう。
「包む」の意味
包むとは、外側から覆うことです。
何かを何かで覆うようなシーンで使っていきます。
飾りつけのためのラッピングや保護する目的でそういった行為をすることが多いです。
いずれの目的にせよ、包むという行為をしたことがある人は多いと思われます。
割と日常的にやりがちな行為と言えるので、そんなに珍しさはありませんから。
「くるむ」の意味
くるむとは、巻くようにして覆うことです。
こちらも結局は覆う状況なので、包むに似ています。
しかし、その方法に若干の違いがあり、くるむは対象を巻くようにして覆っていくのです。
したがって、そこは覚えておきましょう。
ただ、実際は包むとの違いは微妙であり、なんとなくの感じで使い分けることになるのではないかと思われます。
「包む」と「くるむ」の用法や用例
「この品はプレゼント用だから、丁寧に包装紙に包んでもらったよ。
これで大分見栄えがよくなった。
もらう方としても少しでも嬉しい気持ちになるんじゃないかな。」
「焼き芋は非常に熱いから、持ちやすいように新聞紙かなにかでくるんでやるといい。
焼き芋の場合にはできたてほやほやで売ることになるからな。
ここは重要なポイントだ。」
包むとくるむの違いは微妙
包むとくるむはどちらも特定のものを何かで覆ってやる状況で使います。
したがって、両者は見た目の光景としてはほぼ同じであり、違いを見出しづらい状況です。
でも、くるむに関しては、巻くようにして覆うので、単に覆うだけの包むとはやや意味が違います。
非常に細かい違いではありますけど、ここは覚えておいた方がいいと言えるのです。