急転は「物事の様子が急に変わること」。
それまでとは打って変わって、状況が全く異なってしまうケースで使っていきます。
驚きの光景と言えるような状況になるのです。
一転は「状況ががらりと変わること、真逆の状況になること」。
一転という言葉はたいていはそれまでとは真逆と言えるような、とんでもない事態になるシーンで使われることが多いです。
「急転」の意味
急転とは、物事の様子が急に変わることです。
それまで存在していた状況と全く違う状況になってしまった、そんなシーンで使います。
180度状況が変わったと言えるような、滅多にないような場面で使うことが多々あるので、そこを特に覚えておくといいでしょう。
でも、状況だけではなくて話などに対しても使うことがあると評価できます。
「一転」の意味
一転とは、状況ががらりと変わること、真逆の状況になることです。
それまでの状況と真逆の光景が見られるようなケースで使っていきます。
したがって、意味は急転と大して変わらないと評価できるのです。
急転も一転もたまに見聞きする表現で、実際にそういうケースを目撃する可能性は普通にありますから、そこは理解しておきましょう。
「急転」と「一転」の用法や用例
「今年から試験の内容が大きくがらりと変わる予定だったが、事態が急転し、元のままになることが決定したらしい。
だったら騒ぐ必要もなかったと言えるのにな。」
「今日はいい天気だなと思っていたら、夕方に状況が一転して、いきなり雷雨だよ。
まさかこういう天候になるとは思っていなかったから、完全に予想外と言えるだろう。」
急転と一転はほぼ同じ意味
急転と一転はともに物事の状況に関して、それまでとは全く違うものになってしまうケースで使います。
それまでの状況からは想像もできないような光景に見えたときに使用するので、同じようなシーンで使うことになるでしょう。
意味に関しては区別しづらい状況ですし、使用頻度も大して変わらないと思われるため、そこは理解しておくべきです。
