応接は「特定の人の相手をしたうえで、受け答えをすること」。
質問に答えたり、相談に乗ったりというシーンでよく使われます。
応接室という言葉も有名です。
接待は「客をもてなすこと」。
一般的にはビジネスの相手となる人たちをもてなすシーンで使われやすいです。
つまり、仕事を有利に進めるための手段という言い方ができるでしょう。
「応接」の意味
応接とは、特定の人の相手をしたうえで、受け答えをすることです。
会話をしながら相手をするということで、割といろいろなシーンで使うことができる言葉になるでしょう。
でも、応接に関してはそのまま使うことはあまり多くありません。
応接室という表現がそこそこ有名なので、応接単体で使用する場面はあまりないと思われます。
「接待」の意味
接待とは、客をもてなすことです。
本来は非常にシンプルな意味となっていますが、実際はある程度場面が特定されることが多いです。
たいていはビジネスのシーンで、商取引をする相手をもてなすという意味恵使われます。
相手をいい気分にさせることで、こちらによって有利な状況を作ろうとする意図があるわけですが、こういう場面は多く見られるでしょう。
「応接」と「接待」の用法や用例
「初対面の人といきなり応接をするというのは非常に大変だ。
相手がどんな人が不明な中で会話をしていくことになるから、こちらとしても非常に緊張してしまうんだよ。」
「接待の仕事のうちだから、しっかりと丁寧に対応をしていかないといけない。
こういった部分次第で、うちの会社の今後の業績も決まってくるわけだからね。」
応接と接待はともに相手をすること
応接と接待はともに特定の人たちの相手をすることという意味があります。
応接は主に受け答えなどをする状況となりますが、接待はあくまでももてなす必要があるので、かなり気を遣う必要があるでしょう。
したがって、対応の仕方は全く同じではなく、どちらかと言えば接待の方が大変に感じられる可能性が高いと思われるのです。