通行止めは「道路において、歩行者や車両などの通行を禁止すること」。
一般的には車両の通行を禁止するケースで使われることが多いです。
歩行者が通行止めというケースはそこまで多くないでしょう。
足止めは「特定のエリアから動けない状態のこと」。
何らかの理由により、その場から動くことができない、自由に行動できない、そういったケースで使用する言葉です。
「通行止め」の意味
通行止めとは、道路において、歩行者や車両などの通行を禁止することです。
たいていは車両が通れないケースで使っていく言葉であり、歩行者に対して使うことはあまり多くありません。
何らかの理由により、特定の道路を走行できないケースがあったときには、そこを通行止めにするわけです。
日常の中でそこそこ見られる光景であると言えると思われます。
「足止め」の意味
足止めとは、特定のエリアから動けない状態のことです。
何らかの事情によって、特定のエリア内に閉じ込められてしまうような状況と言えます。
いろいろなケースで使えるものの、アクシデントに近いものですから、滅多に経験するものではないでしょう。
でも、足止めに近い状況はニュースなどで見聞きすることがよくあり、そのときにはこの言葉を聞くことになるでしょう。
「通行止め」と「足止め」の用法や用例
「ここは事故が発生したみたいで通行止めとなっている。
仕方ない。
別の道を通っていくしかないか。
遠回りになるけど、そんなに余計に時間がかかるわけでもないからな。」
「この辺はさっき雪崩が発生したみたいで、それによって足止めを食らう状況になってしまった。
ここから動くことは困難であり、しばらくはここにいることになるだろう。
通行止めと足止めは状況が多少違う
通行止めと足止めはともに自由な身動きができないような状況と言えます。
しかし、通行止めは特定のルートが通れないに過ぎず、迂回して別の道を通ることはできます。
しかし、足止めは特定のエリアから出ることができないため、迂回などの別の選択肢は存在しません。
したがって、両者は似ているように見えるものの、意味は明らかに異なっているのです。