特筆大書は「目立つようにあえて強調して大きく書くこと、大袈裟に表現しようとすること」。
何らかの意図があって、目立つような表現をするようなシーンで使います。
でも、大袈裟という意味もあるので、そこは覚えておく必要があります。
強意表現は「特定の語句やある部分をあえて強めに表現しようとすること」。
単に強意とだけ言う場合もありますけど、強意表現という言い方もします。
「特筆大書」の意味
特筆大書とは、目立つようにあえて強調して大きく書くこと、大袈裟に表現しようとすることです。
どちらの意味でも使っていきますが、後者の意味の方が特徴的かもしれません。
何らかの理由により、大袈裟な表現をするときにこういった言葉が使われることが多いです。
何かを大袈裟に言っている人がいたときに使用していくといいと言えるでしょう。
「強意表現」の意味
強意表現とは、特定の語句やある部分をあえて強めに表現しようとすることです。
大袈裟に言うとはちょっとニュアンスが異なるものの、あえて強調するという意味では、特筆大書と同じような意味と評価できます。
単に強意とだけ言う場合もありますけど、強意表現という言い方をすることもあるので、こちらについても覚えておくといいでしょう。
「特筆大書」と「強意表現」の用法や用例
「ここはかなり重要だから、目立つように黒板に書いておくからな。
みんなもノートに写すときには目立つように、特筆大書しておくように。」
「勘違いしそうな部分は強意表現を使って、強調しておくといいと思う。
そうすれば何かあるのかなと、多くが立ち止まって慎重に読むようになるだろうから、勘違いは減ると思うんだよな。」
特筆大書と強意表現はともに強調する意味がある
特筆大書と強意表現はどちらも強調するという意味があります。
そういう意味では、同じような使い方ができると言えるでしょう。
でも、特筆大書については、大袈裟に表現するという意味もあり、これに関してはちょっと状況が違うでしょう。
したがって、特筆大書にはそういう意味もあるという部分を理解しておく必要があるのです。