「二股」と「掛け持ち」の違い・意味と使い方・由来や例文

二股は「恋愛で同時に二人の異性と交際をしていること。」

「同時交際」と言い換えると分かりやすい。

掛け持ちは「仕事などで同時に二つのことをこなすこと」。

「同時活動」と言い換えると分かりやすい。

「二股」は同時に相手が二人いる状態のことです。

「掛け持ち」は同時に二つの仕事や職責を行なう忙しい行為です。

能力がないとできないことになります。

「二股」は恋愛の同時交際のこと

「二股」は相手が二人もいるので気疲れや、発覚の恐れ、金銭負担、スケジュール調整、一方を断る時のトラブルなどリスクのとても大きい行為になります。

気の弱い人や尋常の精神ではなかなか出来そうもありません。

しかし、時間的なメリットはあるのかも知れません。

限られた時間で結婚相手を探す必要がありますから、仕方がない面もあります。

「掛け持ち」は同時に二つ以上の仕事をこなすことです。

人一倍能力がある人は出来るかも知れません。

肩書を複数持つ人は結構いるもので、名前だけと言うこともあります。

しかし、実質的な「掛け持ち」行為は肉体的にも精神的にも疲れるものです。

また、時間のやりくりやスケジュール調整も大変です。

一つの仕事に打ち込むということが出来ず、どっち付かずの無責任なことになりかねません。

「二股」交際は「掛け持ち」交際です。

「二股」で二人を相手にすることは、「掛け持ち」をしていることになるのと同じことです。

ですから、どちらにも適当な態度で接している嫌いがあります。

どちらにも責任を取らないことになりかねませんし、最悪、どちらにも逃げられることになります。

誠実な性格では出来ないことです。

「二股」は同時に二人の異性と交際をすることです。

何かとリスクの大きい行為で、「二兎を追うもの一兎も得ず」と言うことになりかねない行為です。

「掛け持ち」は二つ以上の仕事や肩書を持つことです。

「二股」も「掛け持ち」と言えます。

「掛け持ち」もどっち付かずの無責任になり勝ちな行為です。

一人の人間は一つの仕事の方が、集中することが出来て責任を果たせるということです。