Askは「為替において売り手が買い手に提示する売値のこと」。
「銀行売値」と言い換えると分かりやすい。
Bitは「為替において売り手が買い手に提示する買値のこと」。
「銀行買値」と言い換えると分かりやすい。
為替取引には必ずAsk とBitと言う二つの価格があります。
売り手の銀行やFX会社が買い手の投資家に示す銀行売値は投資家から見れば反対に投資家買値となり、Bitは投資家売値になります。
「Ask」は投資家から見れば「投資家買値」となる
「Ask」はFXで顧客の投資家が購入する「投資家買値」であり、銀行から見れば「銀行売値」になります。
例えば、銀行が1ドル110円で売っても良いとする価格が「銀行の売値」となります。
投資家は「銀行の売値110円」を買うので「買い手から見て110円は投資家買値」になります。
「銀行売値のAsk値」は常に「銀行買値のBit値」より高くなり、その差は銀行の利潤でスプレッドと呼んでいます。
「Bit」は投資家から見れば「投資家売値」となる
「Bit」はFXで顧客の投資家が売却する「投資家売値」であり、銀行から見れば「銀行買値」になります。
例えば、顧客が1ドル110円で購入した為替を112円で売却しても良いとする価格が「銀行買値」になります。
投資家は「銀行買値112円」を売るので「売り手から見て112円」は「投資家売値」となるのです。
2円が投資家の利益、スプレッドが銀行の利益となります。
「Ask」と「Bit」の差が銀行利益
「差金取引」つまりFX においては「Ask値」と「Bit値」の差が銀行利益となります。
「Ask値」は同時に「銀行売値」であり「投資家買値」なのです。
「Bit値」は同時に「銀行買値」であり「投資家売値」なのです。
FX の価格表示やチャート表示には必ず「Ask ,Bit」があります。
スプレッドがいくら開いているかも表示されます。
FX会社はスプレッド値が狭いほど利益はないのですが、人気は有ることになります。
「Ask」と「Bit」とは
「Ask」は銀行の売値のことで、同時に投資家の買値となります。
「Ask」は常に「Bit」より高く設定がされています。
例えば、スプレッドが3銭の場合、1ドルが「Ask」110円50銭とすると「Bit」は110 円47銭となります。
銀行は1ドルを「Ask」つまり「銀行売値・投資家買値」の110円50銭で売り、「Bit」つまり、「銀行買値・投資家売値」110 円47銭で買い取り差金の3銭が儲けとなります。
この場合、投資家の利益はありません。