ほっぽり出すは「無造作に投げ出すこと、物事を途中でやめて諦めてしまうこと」。
どちらの意味でも使用していくと言えますけど、こういう行為は何気なく多くの人たちがやっている可能性が非常に高いでしょう。
叩き出すは「叩くようにして追い出すこと、何らかの記録を作ること」。
前者の意味はほっぽり出すにやや似ています。
しかし、後者の意味で使用することもあるので覚えておきましょう。
「ほっぽり出す」の意味
ほっぽり出すとは、無造作に投げ出すこと、物事を途中でやめて諦めてしまうことです。
こういった意味で使いますけど、どちらの意味も割と使用するので、両方とも覚えておく必要があります。
意味が2つあるということは、それだけ頻繁に使用すると言えるので、そこは理解しておく必要があるでしょう。
無意識に普段の生活の中で使用している可能性も十分にあります。
「叩き出す」の意味
叩き出すとは、叩くようにして追い出すこと、何らかの記録を作ることです。
こちらも意味が2つある状況であり、どちらも普通に使っていくと言えるでしょう。
前者は特定の存在を追い払うといった意味ですが、後者は記録を作るという意味になるため、使用するシーンは全く違うと言えるはずです。
だから、使い分けが重要になってくるのです。
「ほっぽり出す」と「叩き出す」の用法や用例
「あいつは仕事をほっぽり出してどこかに行ってしまったよ。
きっとパチンコでもやってサボっているんじゃないか。
今までそういうことが何度もあったからな。」
「この選手は今まで多くが塗り替えられなかった世界記録をいとも簡単に叩き出すことに成功した。
これはとんでもない逸材ではないかと思われる。
この先どうなるのだろう。」
ほっぽり出すと叩き出すは使うシーンが違う
ほっぽり出すと叩き出すは同じような意味に聞こえる言葉かもしれませんが、意味は異なっている状況です。
したがって、それぞれは全く違うシーンで使っていくことになります。
また、それぞれには複数の意味があり、その複数の意味同士に関しても、違うシーンで使用することになるので、こういった点を特に覚えておく必要があると言えます。