結果論は「結果が出てから、結果が出る前の行動などに関してあれこれと評価をするような状況のこと」。
結果が出てから批判をしたりするような状況において使う言葉であり、それ自体に何の意味もないというニュアンスが含まれています。
結果論という言葉はかなり有名でしょう。
後付けは「何らかのものを後から付け足すこと」。
一般的には当初はなかった考えなどを後になってから、改めて主張するなどの意味で使われます。
「結果論」の意味
結果論とは、結果が出てから、結果が出る前の行動などに関してあれこれと評価をするような状況のことです。
結果を出てから批判する際に使いますが、結果が出てからじゃないと分からないような部分を使って、評価をすることを諫めるような意味で使われる言葉です。
したがって、結果論という言葉は他人を否定するときに使うのです。
「後付け」の意味
後付けとは、何らかのものを後から付け足すことです。
こういった意味とはなっているものの、基本的には後から特定の主張を改めてするということであり、後から判明した事実などを踏まえてというケースが多いです。
また、先に結論を出してから、後からその理由を改めて考えるという意味でも使われることもあると言えるでしょう。
「結果論」と「後付け」の用法や用例
「ここは違う作戦の方がよかったかな。
ただ、それは終わってから言えることだからな。
あくまでも結果論の話であり、今更後悔しても何も始まらないと言えるだろう。」
「就活で必要な志望動機って、完全に後付けだよな。
だって、面接とかのためにみんな志望動機を考えるわけだけど、本来ならば志望した時点でとっくに存在しているはずなんだよ。」
結果論と後付けはどちらも後から行うこと
結果論と後付けはどちらも後から特定の何かを行うという意味で使われる言葉であり、その点においては共通しています。
どちらも当初はできなかった、後からじゃないとできなかったという部分が含まれているので、そういう点は頭に入れておく必要があります。
そこそこ有名であり、たまに聞かれる可能性があるので、知っておくといいでしょう。