瀬戸際は「運命が大きく変わる可能性がある場面のこと」。
ここでの選択が自分や周りの人たちの未来を大きく左右すると言えるような、非常に重要なシーンで使っていく言葉と言えます。
土俵際は「相撲において土俵場の範囲を示すラインのこと、物事がまさに決着しようとする間際のこと」。
どちらの意味でも使われます。
相撲以外の場面ではほぼ後者の意味になるので、こちらの方がメジャーかもしれません。
「瀬戸際」の意味
瀬戸際とは、運命が大きく変わる可能性がある場面のことです。
これからの選択などによって、自分や周りの人たちの今後が大きく変わる、そういう可能性を持ったシーンで使っていきます。
瀬戸際に当たるかどうかの判断は割と容易であり、どういった道を選ぶかによって、自分たちの運命が如実に変わるだろうという予測は割とつきやすいはずです。
「土俵際」の意味
土俵際とは、相撲において土俵場の範囲を示すラインのこと、物事がまさに決着しようとする間際のことです。
前者の意味は相撲の場面のみで使われますが、後者の意味に関しては、いろいろな機会で見聞きする表現と言えるでしょう。
あと少しで決着がつきそうという場面において、実際に土俵際という表現が使用されるので、覚えておくべきです。
「瀬戸際」と「土俵際」の用法や用例
「今はまさに瀬戸際と言える。
ここでサボるか、ここで踏ん張るかによって、俺たちの運命は大きく変化すると言えるだろう。
そこに関してはきちんと認識しておくべきだ。」
「相手チームはもう土俵際まで追い詰められている。
あと一歩でこちらの勝利が確定するんだ。
したがって、もうひと踏ん張りといったところだから、頑張っていこう。」
瀬戸際と土俵際は頑張るべき瞬間で使う
瀬戸際と土俵際に関しては、どちらも頑張るべきと言えるシーンで使っていく言葉です。
瀬戸際は自分たちの運命が変わる可能性がある瞬間であり、土俵際は自分たちに望ましい状況が訪れようとしている瞬間、勝利が確定する瞬間と言えます。
意味自体は微妙に違っているものの、とるべき行動は似ていると言えるので、そこに関して知っておくといいです。