「怯える」と「怖気づく」の違い・意味と使い方・由来や例文

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怯えるは「怖がってびくびくしている状況のこと」。

何らかの対象を見たり、出来事を経験したりした結果、恐怖心を感じてびくびくしているケースで使っていきます。

怖気づくは「恐怖によって特定の行動をとることができなくなること」。

恐怖心を感じることが原因で、特定の行動をとることを躊躇してしまう、その場から逃げ出してしまうケースで使っていきます。

「怯える」の意味

怯えるとは、怖がってびくびくしている状況のことです。

何らかの状況において、恐怖心を感じており、びくびくしている感覚を味わっているシーンで使っていきます。

怯える状態になっている際には、精神状態がいつもとは違っており、冷静ではないという言い方ができるでしょう。

恐怖で頭がいっぱいという表現が特に適していると言えるのではないかと思われます。

「怖気づく」の意味

怖気づくとは、恐怖によって特定の行動をとることができなくなることです。

何らかの行動をとる際に、恐怖心が大きすぎてそれが妨げられるという意味で使用します。

その場から逃げ出してしまうような状況を含むと言えるでしょう。

滅多にあるような状況ではありませんが、恐怖が大きいときにはこういった場面に遭遇するかもしれません。

「怯える」と「怖気づく」の用法や用例

「お化け屋敷が大嫌いな俺は、入る前から怯える状況だった。

実際に入ってみると、中の雰囲気とかがすごすぎて、終始叫び声をあげていたと思う。

当時の記憶はほぼないが。」

「度胸試しをすると約束していた相手が当日になっていきなりキャンセルしてきた。

どうやら怖気づいたみたいだな。

だから、逃げ出してしまったのだろう。」

怯えると怖気づくはどちらも大きな恐怖を感じている状況

怯えると怖気づくに関しては、基本的には恐怖心をかなり感じているシーンで使っていきます。

どちらも恐怖心が強すぎた結果、そういう状況に陥ってしまうわけです。

ただ、怯えるは恐怖を強く感じているという点が特徴ですが、怖気づくは何もできなくなってしまう、逃げ出してしまうという部分も含まれているので、そこはポイントです。

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