余談は「本筋から外れている、全く関係ない話のこと」。
そのタイミングであえて話す必要はないけど、この際話しておきたいと感じるような話を指している言葉です。
本筋から外れているという点が大きなポイントになります。
無駄話は「特に意味のない、何の利益にもならない話のこと」。
単なる雑談ともとれる言葉ですが、利益にならないという意味では本筋から外れていると同じような意味と評価できるでしょう。
「余談」の意味
余談とは、本筋から外れている、全く関係ない話のことです。
ある話をしているときに、その話とは特に関係ない話をする際に使う言葉です。
関係はないけど、今話しておいた方が都合がいいと感じられるような場面で使っていく言葉です。
余談という言葉は非常に有名なので、自分で使ったことがないとしても、どこかで聞いたことがある人は世の中にかなり多くいると思われます。
「無駄話」の意味
無駄話とは、特に意味のない、何の利益にもならない話のことです。
利益にもならないし、そういった話をする意味も特にないということで、本来であれば全く必要がない、存在意義を感じられない話という意味になる言葉です。
しかし、多くの人たちはこの無駄話に当たるような会話をそこそこしている傾向にあると言えるでしょう。
「余談」と「無駄話」の用法や用例
「余談を話し始めると、気が付かないうちにどんどん話が伸びてしまって、本来の話に戻れないことがある。
したがって、そういう話はできるだけしない方がいいと思うんだ。」
「無駄話をしている暇があったら勉強をしたらどうだ。
お前は受験生なんだから、暇な時間があるのであれば、少しでも勉強をする時間に当てるべきだろう。」
余談と無駄話は本来必要がない話のこと
余談と無駄話はともに不要な話であり、あえてそのタイミングでするようなものじゃないという意味が込められています。
基本的に意味がない、必要がないというものに対して使っていくので、日常の中で割と使いやすい言葉でしょう。
ただ、余談は別の話をしていたのに、関係ない話に逸れたときに使うので、ちょっと場面が限定されます。